「ものづくり成果コーナー」は、「ものづくり補助金事業」で得た成果を発信・普及することを目的としたサイトです。
学校給食用リユースびん容器の
傷の検査能力をアップ
学校給食用の牛乳はリユースびん容器を使用。給食日には大阪市内中心に配送され、使用済みのびん容器を回収する。そのとき、びんの欠けや割れ傷がついてしまう場合があるが、表面のわずかな傷やびん同士の擦れ傷などでも苦情に発展するケースもある。こうした傷は飲用後の保管や回収運搬時に生じるため一定の割れびんは発生する。
これら割れびんなどを除去するため割れびん検査装置を数十年前から導入し、上下の2カメラで飲み口や底の傷のチェックを1時間当たり平均1万5,000本ペースで検査してきた。ただ側面の擦り傷などには対応していなかった。より正確な検査が必要と考えて情報処理と測定計測の技術を組み合わせた全方向カメラ式検査装置を導入。これまで検査できなかった側面を含めすべての面が自動で検査ができるようになった。
役職・代表者名 | 代表取締役社長 鵤 照 |
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住所 | 〒559-0024 大阪府大阪市住之江区新北島4-4-12 |
設立年月日 | 1950/12/25 |
学校給食に牛乳を届け続けて50年以上
牛乳は子供の成長を担うため学校給食には欠かせない。その中で大阪市内中心の小中学校の学校給食に牛乳を50年以上提供し続けている。学校給食以外では紙やびん容器の牛乳を始めコーヒーなどの乳飲料、果汁飲料、はっ酵乳、清涼飲料、洋生菓子などの商品ライナップを製造販売する。これら設備を生かしてコンビニエンスストアのPBブランドの麦茶などの受託生産も手がけている。
中でも「いがるがヨーグルトBB -12」は厚生労働省の認可を受けた特定保健用食品(トクホ)。生きて腸まで届くビフィズス菌(BB–12)を使用し、腸内環境を改善しおなかの調子を整えるのが特徴。これらヨーグルトは収益の柱に成長している。
また市販や宅配用製品に採用する「Iキャップ」を考案。従来の紙ふたより開けやすくフィルムをはがすと丈夫なプラスチック製のふたがされており、飲みかけで再びふたをして保存できる工夫をするなど日々改善に取り組んでいる。
特許や独自製造技術で他社がマネをできない
牛乳や乳飲料など製造販売しています
昔からの良さを守りつつ殺菌温度の管理や作業効率を高め、独自の工夫をこらして、消費者にしぼったままに近い牛乳のようなおいしく飲んでもらえる商品開発に力を入れていきます。
いかるがヨーグルトBB-12
大阪市工業研究所と共同開発
ヒト試験を実施し論文発表
西日本の乳業メーカーで最初に特保取得
許可表示:このヨーグルトに含まれるビフィズス菌(B.lactis Bb-12)は、生きたまま腸に届いて、腸内環境を改善するのに役立ちます。
関与成分: B.lactis Bb-12 9億個以上/90g
低リン乳
特許技術により生乳からリンとカリウムを吸着除去
おいしさは牛乳そのまま
常温保存可能
平16.10.22 特許3610055
2019年6月29日リニューアル
オリゴセブン
独自製法で牛乳の乳糖を分解合成しオリゴ糖を生成
平8.3.19 特許2034552
平11.1.29 特許2140023
2019年6月20日リニューアル
さらに栄養豊富に美味しくなりました!
I(アイ)キャップ
びん牛乳に広く使用されているキャップ
いかるが牛乳イメージキャラクター かるちゃん